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スキーのトレーナー@海外

  • shiozaki1621
  • 6月24日
  • 読了時間: 19分

(約2年前のインタビュー)


T:やっぱオリンピック行きたいのと、表彰台乗りたいよね。あれで写真撮りたいよ。


 

塩:ありがとう、わざわざ。今日は昼から練習とか?

T:いや、もう今休みだから何もない。来週まで休み。

塩:そうかそうか。でも9月になったらまたどっか行っちゃうんでしょ?

T:10日ぐらいかな予定。でもね、ちょっとチーム編成変わっちゃって、またわかんなくなっちゃう。

塩:なんかドタバタだって言ってたもんね。大変だね。見通しが本当に立たないよね。

T:仕事さえさせてくれたらそれでいいよ。 

塩:漁船だよね(働き方が)本当にね。

T:カツオとかマグロ漁船。忙しいときは半端じゃないしね。

塩:なんか、まあ、でも別にいいよな、好きでやってんだから。いろいろそのなんか、なんて言うのかな。いろんなことをちょっと今取り組んではいて、柔道整復師としての活動っていうか、なんかこういう働き方もあるみたいな。

T:なるほど。

 


塩:で、Tはあれだね、鍼灸先だもんね。

T:そうだね。うん。

塩:最初のきっかけから聞いていい?

T:きっかけはオリンピックに行きたくて。選手としては駄目だから、どういうものがあるかなって考えたときに今の職業って言う単純な考え。どんな形でもいいから、とりあえず行きたかったから、まだ行けてないけど。

塩:オリンピックね。あぁ、選手としても結構上というか、実績があるよね。

T:そんな、んー、海外で戦うかって言われたらそこまでのレベルではなかった。

塩:それ、いつぐらいにこう、進路をシフトしたの?

T:高2で。もうそこで止めた。それで無理だと思って。

塩:なんかスゲー選手とかがいたからとか。

T:まぁそうだね、先輩も偉大な人もいたし。現実を見ちゃったから、が一番。

塩:進路決定は結構早いね。先に鍼灸だから、、何か外傷とか(がみたい)っていうのじゃなかった。

T:それなったきっかけは、部活やってて、そのあとにフットサルやってたんだよね。で、そこでいろんな社会人の人がいて、いろいろ言ってるうちにこれがいいんじゃない?みたいな感じで、じゃそれで行きますって感じ。全然何も知らない。ATも柔整も何も知らなくて、鍼灸行った方がいいみたいな感じ。もうそれで、みたいな感じ。単純。

塩:結構あれ、すぐ鍼灸って決まったんだ。

T:もうそこで行けるんなら。行く道があるなら、それで行きますっていうか。

塩:だって広島でしょう。

T:うん?そのときって、うん。広島。

塩:いきなり大阪ってなった?

T:ああ、とりあえず、広島にはいたくなかったっていうのと笑。親戚も、兵庫にいたしね、それもあったし。東京もいろいろ見学も行ったりしたんだけど、とりあえず大阪、みたいになって。別になんか、どこがいいとかなくて。

塩:そうか。鍼灸入って卒業と同時に柔整で俺と一緒みたいな感じで。

T:うん、うん。



塩:鍼灸のときは別にトレーナー活動みたいなことはしてないのか。

T:いやもうやってて、やってるっていうか、自分の名前を売りにっていうか。

塩:うん。それってどのタイミングで、どういうきっかけなのかっていうところかな。

T:うーんとまず。自分の先輩であったりとか、かな。現場に出てる人にとりあえず連絡して。今こんなことやってて、てなって。いろいろたとえば、合宿の手伝い行ったりとか、もうとにかく自分を知ってもらうみたいな活動をまずして。

塩:鍼灸の何年の時?

T:3年の冬ぐらいかな。

塩:3年の冬?国試前じゃん。

T:いや、あれいつだろう。いや柔整入ってからだな。

塩:あー、じゃ鍼灸持って。

T:そうそうだから俺、鍼灸卒業、国家試験受かったの、わかってからもうすぐ行ったんだ。卒業式のときは遅刻してったから。それで、ギリギリまでやってたんだよね。ギリギリ帰ってきて。

塩:柔整の入学式までずっとやってたみたいな感じかな。2月、、遠征?

T:手伝いみたいな、そういう遠征というか、チームで。

塩:どこで?

T:その時菅平だな。

塩:長野ね。それはもうボランティアで、そのTのスキーの先輩とか知り合いとかに連絡して、やらせてもらったみたいな感じ。

T:そうそうそう。だから、それは自分の別にトレーナー活動してるわけじゃなくて、とりあえず現場に行くみたいな。

塩:とりあえずね。

T:とりあえずね。なんか行けるっしょみたいなノリで。

 

 

塩:最初に勤めたのが淡路の接骨院。

T:一番最初、そうじゃない、最初は違う。最初はえっとね。外科内科。

塩:そうだ。〇〇のあそこだ。わかったわかった。そこどれぐらいいたんだっけ?

T:2年ぐらいかな。

塩:そうだよね〇〇先生一緒だったもんね。

T:そうそうそうそう。

塩:そっからあれか、淡路の、そこで2年ぐらいか。

T:いやそんなにやってないと思うよ。1年半くらい。

塩:そこから天六の〇〇のところ。卒業まで?

T:あー。まぁ、2年ぐらいか。

 

塩:最初に就職するとこ決めた、決めたっていうか、何かそういうきっかけみたいのがあれば。

T:バイトは探してたけど、どっか変なとこじゃなくて普通に医療関係、まぁやりたいと思ってて。

塩:だから接骨院とかじゃなくてってことか。

T:いや別に、それも何でもよかったっていうか。そこまで何も知らなかったから、どういう業態なのかってわかんなくて。何きっかけかわかんないけど。多分学校の先輩関係とかじゃないかな。それで、そこで働いたって感じかな。

塩:そのあと在学中、鍼灸在学中2年働いて、柔整1年のときは淡路の接骨院だ。

T:柔整の最初はね。

塩:で、あれだよね授業で、〇〇先生いて、面白そうだな、みたいな感じのときはもう覚えてる。

T:そうそう。で〇〇先生のとこ行って、卒業するまでだね。

塩:そうか、そっからあれか。〇〇先生っていう感じか。

T:そっから〇〇だね。

塩:そうだね。その〇〇先生のとこ決めたときは、どういうきっかけなんだっけ。

T:まず入る前に院長と知り合い、知り合いっていうか、現場で一緒になって。

塩:そうか、現場で一緒になったのか。

T:そっから、うん。今でなんていう、、救護みたいな感じで、誰も行かないから俺行くみたいになって。うん、そう。2人でやってみたいな。それが何回もあって、みたいな感じじゃない。

塩:〇〇先生と?

T:うん。2,3回あったのかな。行くまでね(就職する)。

塩:外傷すごいなってなって(〇〇先生が)っていう。

T:うん、うん。

塩:去年まで?ああ、じゃあ結構(長い)だね。まあ、でもちょっとイレギュラーな働き方だけど。

T:トータルで考えたら、半分になっちゃうんだけど。居ないときがあるからね。

塩:ええっと、5年?

T:いや、うん、え、柔整出てからだから。ってことは、7年、7年か。

塩:それはなんでだったの(辞めたのは)?

T:もう、別に行かなくてもいいぐらいのお金をもらえるようになった、お金をもらえるようになったし。自分でもやらないといけないし、ずっと自分でやんないといけないと思ってたけど。だけどいろいろチームを変わって、去年ね、その選手がオフシーズンもお願いしますって来たから。

塩:うん。

T:で、もうやめてそいつ(選手)に専念しようってなって。

塩:いくら貯まったらやめようとか思ってたってこと?

T:そういうのじゃないけど笑。

塩:なんか見通しが立った感じがいつあるのかって、結構わかんないと思うんだけど、なんかそういうのってどんな感じなの?いつ自分で、そのトレーナーとしてやっていくみたいな。

T:普通に飯食えるようになったらそれじゃないかな。年間ね。

塩:あっ年間でね。

T:スポットじゃなくて、年間として契約金もらえるってなったら。別に俺もそれまで、今年じゃなくて、それまでももらってたけど、でもそのオフシーズンの間に何かすることって無かったから。

塩:オフシーズンも仕事で埋められるようになると、かなり見通しが立つってことか。

T:それができるようになったからかな。お金を貰いながらね。自分の契約金以外でも、個人でお金もらえるようになったからだと思う。

塩:そうか。でも一方で、そのトレーナー契約はもう年間契約なのは変わらないんだよね。

T:うん。

塩:毎年更新があるかどうかってこと。

T:うん。お金も変わるしね。

塩:結構変わる?

T:そうだね、、んー、一昨年と比べたら10万ぐらい違う。

塩:ああ、年間の?

T:いや。

塩:月で?

T:うん。

塩:ああ、そう?

T:そういう話ちゃんとしないといけないなっていうか。プロとして。

塩:そうか。何か交渉をね。

T:うん。ここまで活動してここまで成績出して。

塩:うん。

T:もしかして成績悪かったら下がるかもしんないしね。だから選手と一緒なんよね。感覚は。

塩:そうなんだ。それ交渉するときは、その選手の成績がどうこう、自分の活動と選手の実績がどうっていうのをちゃんとアピらないといけないんだ。

T:俺を決めるのは結局そのヘッドコーチとか、俺を欲しいっていうコーチからの推薦も大事。全部加味しないといけないから。

塩:それを年度毎の、更新の前にすることなんだ。

T:そうだね。だからスキーだったら3月末だから、それまでの交渉。

塩:おもしろいね。

T:なにもないんだったらもうお前クビだよみたいな感じ。それまでに、それまでに言われる。ちゃんと。

塩:いきなり、いきなり言われたらやばいもんね。

T:いやでもあるよ全然。全員解散、全員クビみたいな。もう選挙じゃないんだからさ、って感じで。

塩:ええ、、内閣解散しますみたいな感じ?でも、なんだろう。そんだけいろいろやってたら、別になんていうの、勤め先みたいなのはすぐ見つかるんだろうね、別に。やりたいかどうかは別にしてさ。

T:働こうと思えば、資格っていうものは多分でかいじゃないかな。それ。

 

 

T:成績とか俺の実績とか関係なしに。あとはどんだけ、今はやっぱ地方じゃない。地方にどんだけ散らばるか。

塩:地方?

T:そういう都会でやるんじゃなくてさ、それが求められてるんじゃないかなって思うけど。

塩:日本、日本で見てってこと。

T:そう、整骨院とか鍼灸院構えるんだとしたら。

塩:Tが田舎に行きたいだけじゃない?違うの?

T:笑。いやでも都会でってのもう無理じゃね?って思うよ。だって散髪美容院コンビニ並みにあるじゃん。

塩:うん。

T:なんか突出したものがあればいいとは思うけど。

塩:ああ、それは保険とかじゃなく、自費とかでってこと?

T:多分そういう人じゃないと生きていけないんじゃないかな。

 

 

塩:そうだ、その遠征中の何かスタンダードな生活スタイルっていうか。

T:生活?ホテル、ホテル暮らしって感じで。

塩:期間、期間はまず。

T:まず、時期によって結構変わって。

塩:うんうん。

T:今の、大体11月の頭から開幕戦が始まって。

塩:スキーの。

T:うん、うん。それまでだったら、えっとまあ、大体この時期8月9月とかっていうのは氷河があるとこ。

塩:氷河があるとこ笑。

T:ヨーロッパ行くんなら氷河。南半球、あとは南半球だね。

塩:例えば?

T:ニュージーランドとか。

塩:雪あるの?

T:今冬だから。あっちは。

塩:あっそうかそうか。

T:最近はチリとかアルゼンチンとかも行ってる人が多くて。

塩:南米まで?そうなんだ、へえ。で、何月まで?

T:そうだね。だいたい2ヶ月ぐらいはそういうとこで過ごすかな。で、開幕戦に向けてちょっと標高とか、まあ雪も降ってきたりするから。標高が低いところで練習ちょっとして、そっから開幕戦にいって、ワールドカップもあるみたいな。ワールドカップ、レース中は各国であるから。大きい車。日本で言うハイエースの一番大きいやつみたいなの乗って。荷物突っ込んで。

塩:うん。

T:練習とかもいろいろあったりしたら4日とか5日、ひどいときは3日に1回とか、ホテル生活を淡々とするみたいな感じかな。ベースは。

塩:いやそれすごいよね、やっぱり。だってなんだっけ。何日間で何キロ運転したんだっけ。

T:2日半で3200キロ笑。

塩:おかしいよ笑。日本列島じゃん。

T:あれは死んだよ本当に。

塩:いやそれすごいよな。

T:ほんとだよ。だってレース終わって、時間がないって言って夜通し走って。片付けしたりとかしないといけなかったから、レンタカーを返したりとか。2人で夜通し走ってもう、ずーっと。

塩:それ個人についてたから、その何ていうの、そのパーティーっていうか、その車に一瞬乗ってるメンツは、選手を含めて3、4人とか?

T:選手はね、途中で帰ったというか、ほぼ1人なんだよね、選手1でスタッフ2。そのときは車1台で行って選手は飛行機だよね。

塩:選手は飛行機なんだ。

T:途中の1000キロとかは、一緒に乗ってくけどね。だからレースが終わって、次の会場まで1100キロとか、それがさ4回あったから、トータルで考えたら、まぁほんと7、8000キロで2週間走ったって感じだな。

塩:ちょっとやっぱ特殊だよね。器具っていうか、道具があるからだもんね。

T:特殊過ぎると思う。

塩:いやすごいな。実際現場でも、まぁ選手のメンテナンス含めて、何か救護活動みたいなん別にないよね、個人についてるわけだもんね。

T:そうだね。まぁ基本的に練習のアシスタント、コーチのアシスタントをする。業務としては、その赤と青のポールがあるから、それを雪にセットするんだよね。さして、さしながらね。

塩:それ何。それ何なのそれ、ポールは。

T:プラスチック。

塩:いや笑。素材じゃなくて意味合いは何?

T:それがないと練習にならないから、その競技で、、

塩:ああ!こういうね。

T:そうそう。

塩:あー!はいはいはい。練習場所を作るのもT達がやるの?

T:練習、、だからそれ、そうだよ。練習環境を求めていろんなとこ行ったりするから。だからここが次の選手の会場にとって一番いいとか、

塩:そうかそうか。だから練習場所を探し求めての遠征でもあるんだ。

T:そうそうそう。

塩:そうかそうか。だから本番のコンディションにより近いところを見つけるっていう、

T:そう。たとえば、それに近い気温であったり、雪面であったりとか、セッティングだよね。それに合わしてこうセットして。ただの練習じゃなくて、その道具のタイムのセッティングとか、だからF1と一緒。あの羽根の動きと角度とかも。

塩:スキーの。

T:うん。そのセッティング。たとえば、ちょっと板の幅がほんと何ミリ違ったりとか、サイドのエッジ、鉄があるんだけど、その仕上げ方、ダイヤモンドで仕上げるのとか。包丁と一緒で、仕上げのあれで、どうじゃあ雪面に対して引っかかり過ぎるとか、それがタイム出るのか。基本タイムだから。

塩:そういうのって職人さんがいるんじゃなかった。

T:いるんだけど、いるけど、でも、滑るのはあれじゃん、あの、本人じゃん。相手と話しながらみたいな。

塩:そういうのもするんだ。いやもう何でも屋だね、やっぱり。

T:みんなが何でも屋だから。

 

 

塩:ずっとホテル?

T:そう、常に。自分たちの家っていうものはないから。

塩:そうだよね。

T:その生活、苦じゃない人も多分珍しいよね。

塩:最初はストレスだと思うよ。本当に慣れないと。

T:そうだよね。

塩:何か困ることある。

T:だって常にコーチと俺で2人同じ部屋だからさ。1人部屋とかじゃないから。

塩:あっ、ずっとコーチと一緒?大変だね。

T:いや慣れてるし大丈夫かな。

塩:ほか何かホテル困ることある?

T:ホテルで困ること、、、飯かな。

塩:あー飯か。

T:まぁでもちょっと拠点地みたいな場所があるから、行ったときはこれ食おうかなみたいな。美味しくないけど中華食いに行ったりとか。カフェ行ったりとか。

塩:ふうん。

T:普段行けないような場所行けるから、それはすごく楽しい意味はあるよ。

塩:そうだね、確かに。

T:だって北欧なんて全然行くことないしさ。

塩:いやないよね。

T:ほぼ北極みたいなとことかさ。あと100キロ走ったらロシアじゃん、みたいな。

 

 

塩:ああ、そういえばさ、こないだLINEしたときさ、トルコ大地震の後だったんだよね。その後思い出して大丈夫だったかなって。電話、トルコ地震の後の電話だったから大丈夫だったんだろうけど、、その時トルコにいたんだっけ。

T:そのときトルコ、えーと移動、日本に居て、でトルコ経由でヨーロッパ行ってたんだけど、飛行機遅れちゃったからトルコに2日ぐらいいて、でそれがちょうど地震起きた後だったから、みたいな感じ。

塩:ギリギリ後だったんだ。

T:うん。でも場所が違うんよ。要は、日本でいうともう、青森と鹿児島みたいな感じでさ、全然問題ない。

塩:ふうん。そうかそうか。

T:俺の隣の席の人は、あのーあれだった。その地震でいく日本のNPOみたいな人たちだった。

 

塩:今後もその生活していく感じなの。

T:そうだね。まあ来年オリンピックだからそれはとりあえず、イタリアだし。

塩:冬季オリンピックはイタリア?

T:えっと再来年ね。

塩:再来年か。じゃそこまでは。とりあえず。

T:とりあえずやるし。多分まぁ、そうだな。結局好きだから。ずっとやるんじゃないかなと思うけどな、わかんない。今の生活やっぱ面白いし。なかなか普通の人とは違うから。みんなはわからんけど。こういう生活してたら、普通にちょっと戻れないっていうかね今はね。

塩:ジャンキーじゃん。

T:だって5日働いて2日休むみたいな、そんなずっと1年間のような生活無理かもしれない。

 


塩:あとあれだね。その何かトレーナーしながら正社員みたいな形態かなり特殊だと思うけど、何かその辺の何か交渉みたいな、向こうから言われたこととか。何か、

T:交渉ね、いやぁ難しいと思うよ。、、うーん、、そうね、、まぁどうだろうな、、何が良かったとか全然わかんないけど。まぁでも、お金の面だと思うね。会社としては一番大事な。でも俺はお金は、会社に入れるようにしたし、会社にとってマイナスなお金ではなかったからじゃないかな。

塩:だからトレーナー活動費がもう全部会社に入るようにしてて、、

T:そうそう、だから個人じゃなくて会社と契約したのよ。最初。

塩:そうかそうか。じゃあ会社と選手orチームみたいな、そういうこと?

T:契約書は会社と金額も書いたものを結んでて、そっから、遠征行っている間はそのお金だけだけど、日本にいる間はプラス、プラスでいくらかはもらってたけど。

塩:プラスでっていうのは何、その接骨院から?

T:うん、うん。オフシーズンのときはね。

塩:スキーの時はあれでしょ?年間契約でしょ。

T:うん。

塩:で、遠征行ってるときの金額、、ん?おかしいな、でもシーズンになると遠征に行って、その遠征中活動をするじゃない。だけど年間契約ってのはその1年のうちの何ヶ月かの遠征中の金額を年間契約っていう言い方になるの?

T:いや、1年間行く、、それはねいろいろ給料形態はあって月々いくらっていうのもあるし、1年間でこれっていうのもある。だからそれは別にえーと、8月から3月までの間にこの金額じゃないとやりませんよっていうのもできる。

塩:うん、うん。あぁそのトレーナーの希望で?

T:コーチとかも人それぞれ。いろいろできる、形態は。

塩:で、それの金額を接骨院に示して、で一応正社員にしてもらってたみたいな感じなのか。

T:でも後半だね。最初の方は全然そんなんなくて。だから、最初は別に、契約、年間契約じゃなかったから。スキーのね。そのときはまだ、個人だったけど、途中から年間契約になって話したら、あっじゃこうしよう、ってなったかな。

塩:個人契約ってなんだろう。なんかあの、フリーターみたいな感じ?

T:うん、フリーター、、

塩:年間契約と個人契約の違いがようわからんけど。

T:現場に出る回数の問題じゃないかな。俺は、だから、ジュニアの時とかはたとえば、2週間を年に3、4回とか、そういう形態とか。

塩:そうかそうか。

T:そうそうそう。今はもうフル参戦だから。年間契約?うん。ていう感じだな。

塩:そっか。単発の契約じゃなくてっていうことか。

T:うん、うん。そうそうそう。

塩:じゃあその接骨院勤務のときは単発の契約のときは、そこそこちょっとまぁ見逃すじゃないけど、してもらって、、

T:あー、でもそのお金も全部、会社に入れてた。

塩:なるほど。そうじゃないと許してもらえないよな(期間的に)。

T:だから自分が出たから会社がマイナスになることはないですよっていう話して、だから、俺の金は俺が自分で払って、もらっていくから。

塩:うん。

T:でも行かしてくださいっていう。

塩:なるほどね。まぁでもそれ、結構あれだよね、できそうっていうか。無理?、無理かな?接骨院によるか。でもあれじゃない。それ宣伝にもなるじゃない。そんな先生いますよっていう。

T:そうそう。だからそれを俺は宣伝の広告として使っていいかって言われて、もちろんですっていうのもあったから。

塩:うん、うん。なるほど。

T:うん。

塩:それ1個あれだね。やり方としていいのかもね。その現場行きたいみたいな人は。

T:うん。なかなか難しいと思う。自分で、個でやるっていうのは。

塩:そうだよね。いきなりその形態無理だよね。何年かやってきて今があるわけだもんね。

T:ここまでになるのに、22から遠征行ってるからね。ってなると、年間契約できるまでに、1、2、3、、、6年ぐらいかかってるから。それまではスポットでしかなかったから。6年ぐらいかかってます。うん。

 


塩:遠征とか世界中行っても柔道整復師って言ってもわかんないか。鍼灸師はわかるのか。

T:鍼灸師は通じる。ていうか、俺思うのはね。いろんな俺も、ヨーロッパとかアメリカの鍼灸師見てきたけど、みんな自信持っていいと思うよ。自分の、日本のスタイルに。

塩:欧米の人ってPTがやっちゃうわけ(鍼を)。

T:うん。そうだね。でもうびっくりすんのはやっぱね、ヨーロッパの鍼灸はガッツリ東洋医学だね。

塩:ああ、中医的な。日本的なやつはないみたいな感じなのか。

T:ないね。でアメリカは、もうガンガンやってる感じ。

塩:太いのぶっ刺すみたいな。

T:そうそうそう、うん。

塩:鍼灸率は高いってこと?

T:高い。めちゃ高いよ。

塩:それはなに、その選手の要望があるから?

T:その選手が連れてくるのもあるし、まぁその、形態は様々だけど、でも率は高いかな。

塩:へえ。逆にそれ鍼灸以外で誰が居るの?PTなんだろうけど、PTは何してるの?

T:それは現場でってこと?

塩:現場で人の体、トレーナーとしてその選手の体触る上で、何やってるの。

T:普通にオイル使ってカッピングしたりとか。

塩:そう、オイル多いの?

T:ヨーロッパはオイルと鍼がセット。

塩:あぁそう、オイルと鍼がセットなの。

T:指圧はしない。うん、てか俺もそのスタイル。基本的に。

塩:指圧はしないんだ。

T:俺も指圧しない。

塩:オイルと鍼灸がセットなんだね。でもそのオイルマッサージっていったら圧刺激と一緒だよね。

T:ピンポイントで圧加えるようなことはせずに、全体をやって気になるところを鍼で狙うみたいな。基本俺もそういうベース。

塩:なるほどね。

T:手っ取り早いしね、まず。

塩:何かタオルとかすぐ汚れそうだな。

T:だからね吸収率の高い、車にさ、車を拭く吸収率高いタオル知ってる?

塩:知らない。そんなんあるんだ。

T:車の水拭くやつ。それ使ってる。

塩:ふうん。そうなんだ。

T:調子良いよ。

塩:洗濯大変じゃない。

T:洗濯?すぐ乾くから。

塩:そうか。なるほどね。

T:ってか別に下にタオルもしかないかな笑。どうせ汚れるから。

塩:ベッドは何かその簡易式のやつ持ってくの?折りたたみの。

T:折りたたみ持ってくんだけど、もう半年でぶっ壊れるから。今年ちょっと高いけどヨーロッパで買おうと思うやつがあって。ニュービスフィジオっていうね。エアコンプレッサーって、エアマットで、飛行機持ち込みできるぐらいのちっちゃいキャリーケースついてるやつあるんよ。俺らの拠点の近くにあったから。拠点地の近くっていっても250キロぐらい離れてるけど、それ買いに行こうと思って。1万円ちょっとぐらいのもんだから別にね。

 

塩:そうだ、そういうのってさぁ、その何ていうの、セラピールームみたいのがあって、そのそれぞれのチームがそこで何か選手みてるみたいなそういう状況なのか。それともホテルで別個で全く他の人がやってることが見えないのかっていうと、やっぱりあんま見えない?

T:まぁ部屋でやるからね。

塩:そうだよね。

T:でもまぁみんなが、でもね、場所によって結構練習する場所が同じ、違うチームとかが一緒の時とかは、場所によったら大きい部屋があってそこにベッド置いてやったりするとこもあるから、そのときはのぞいたりとかいろいろ聞いたりとか、大体ね、フィジオってわかるから。

塩:うんうん。

T:現場でやってることとかあったら、話したりとか。ほぼ女の人。

塩:え?そうなの?ああ、そうなんだ。

T:男子(選手)も多分、女性が多いんじゃないか。多分、7:3ぐらいで女性。

塩:そうなんだ。なんで?

T:わかんない。

塩:そうなんだね。女性も触れるから、そういう感じなのかな。

T:わからないけど、別に男女関係(選手)なしで、女の人多いかな。男子、、男子はどっちかって言ったら、まだ男性が多いかもしれないけど、トータルで見たら女性だね。

 
 
 

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