QOL爆上がりUターン@京都の上の方
- shiozaki1621
- 6月21日
- 読了時間: 24分
更新日:6月22日
塩:久しぶり。
K:ご無沙汰してます。お願いします。
塩:よろしくお願いします。ありがとうね。休みの日に。
K:あっ全然全然。あのー、、ちょっと特に何も準備とかできてなくて申し訳ないですけど。
塩:何も別に大丈夫です。えっ仕事だったの(仕事服だったため)?
K:いやいや、あの今日はちょっと午前中にちょっとやったぐらいで、ほとんど休みでした。
塩:そう。あれ、じゃ定休日が火曜日?
K:今は大体火曜日+不定休みたいな感じで。
塩:あれだよね。あのー、結婚してお子さんももう、
K:そうなんです。今1歳と4ヶ月ぐらいの子供がいて笑
塩:ちょっと事前に何も確認しなかったんだけど、京都のあれだよね、あのー、天橋立のところだよね?
K:あっえーと、天橋立のところよりもさらに北部になるんです。〇〇市っていうとこなんです。そうなんですよ。もう本当に、まぁあの家から歩いて5分ぐらいが海みたいなとこで、本当に日本海の一番上みたいな。まぁ田舎ですね、僻地というか、、〇〇が地元になるんで、で地元に戻って、今まぁ5年、5年目になるってとこですかね、4年目ですかね。この7月になって丸4年って感じですね。
塩:〇〇で何年働いたんだっけ?
K:5年勤めましたね〇〇で。ちょうど専門学校行ってたとき3年でそれで卒業してから2年して退職したっていう形なんで。
塩:えっと、、鍼灸大学行ってからの柔整学科か。
K:そうですあの、鍼灸大学卒業してから就職しつつ柔整学科行ったっていう形ですね。
塩:なるほど。じゃ大学卒業してから5年。
K:そうですそうです。
塩:なるほど、そうか。どうですかもうでも4年経って。
K:えっとまぁ経営面で言うと何とかやってはいけてますね。結構、そのー、地方で、人口も少ないところなんでどうかなっていうとこあったんですけど。あんまり、なんていうんですかね、整骨院とか結構あるんですけど。
塩:そうなんだ。
K:鍼灸をする人が地元あんまり今居なくなってて。もうご年配で居られなくなったりとかで。鍼の治療するってなると隣の市まで、それこそ天橋立の方の近くとかまで行ってる人とかもいて、車で40分ぐらいかかるんですけど。〇〇市ってあんまりたぶん鍼する人が少ないんで、それもあってかある程度患者さんが、まぁ自分で言うのはあれですけどついてくれてて、予約で言うと、、わりかしなんかもう埋まってるみたいな感じですね現状。
塩:すごい。そうかー。じゃ鍼が主な患者さん?
K:でも大体6割ぐらいは鍼して。でも鍼苦手な人もいるんで、手技だけの人も4割ぐらいはいると思います体感。
塩:保険を使ってる?
K:保険は使って、、ますけど。何て言ったらいいんですかね、結構なんかやっぱこうすごい近年保険って厳しい印象もあるんで。なんていうんですかね。バンバンには使ってないというか請求できそうな症状は使うんですけど、使ってない月もあったりとか、継続で来てもらってても。
塩:そうなんだ。その手技の人も自費でもらって。
K:そうですね。

K:若干、僕自身の治療代がちょっと自分がサービスしちゃう性格というか、なんかちょっとこう笑。ちょっと安めだと思います。
塩:あのー設定がね。
K:設定が少し、というのもあの実家を一部改装してやってて、なんで正直あの家賃がないんですよ。家でやってるんで。だからその分ちょっと還元してるみたいな感じですね。なんで、もしかしたら患者さんが結構いるのも、若干この物価高の時代にちょっと安いから来やすいみたいなのもあるのかもしれないです正直。なんかそれが僕が来やすいってなったら良くなるっていうところとやっぱりリンクする印象あったんで。
塩:来やすい、、
K:治療の回数が多い方がやっぱり体的には良くなる印象はあるんで。でまぁ、ちょっとそういう設定にできたらっていうのは、、そういうスタイル。なんか目標は、ちょっと理想はちょっと安いけど質はいいみたいな、そういう感じでやり、やってるというか、あのそういうのを目指してるっていうのはあります。最初の時点から。
塩:そうなんだ。それは最初に決めて、今も継続中。
K:そうですそうですはい。
塩:じゃあ最初はやっぱり地元の友達とか知り合いみたいな感じで、、
K:そうですね。あとはーやっぱ地元なんでちょっと親の知り合いとか、ちょっと今言ったように友達の知り合いとかが来てくれるような感じだったんですけど、それこそやっぱ田舎だったんで1回だけあの新聞の集合広告チラシ出したんですよ。1枚まるまる出すんじゃなくて、あのいろんなやつが載ってる一角みたいな。
塩:あるねあるね。
K:はい。それ1回1万5000円ぐらいでたしかいけて、それ出したらやっぱすごい反響があって。
塩:あーそう。
K:その次の日10件ぐらい電話かかってきて。
塩:すごい笑
K:いやびっくりしました。都会いた時、〇〇いたとき、ティッシュ配ったり口コミ書いてもらったりインターネットしたりなんかいろいろやったんですけど。なんていうんですかね田舎の人ってやっぱまだ結構そういうの見るんですかね新聞の広告とか。それで結構電話が来たのと、あとはもう一個大きかったのが、患者さんの繋がりで。なんかあのこの〇〇市っていうところの毎月何か広報みたいなのがあるんですよ。塩﨑さんとこもあります?そういう広報、、
塩:あるある。
K:ありますよね。それに、何かUターンして開業した人みたいな項目に載せてもらえたことが1回あって、、
塩:なんかSNSで見たかもそれ。
K:あっそうなんですよ。それって〇〇市全域に配られるんで。
塩:おーすごいそれは。
K:たぶんそれもあったんじゃないかなと、あの反響として。結構患者さんが最初のやっぱり割と集客ができたというか。まずスタートして、1ヶ月とか全然でしたけど、2ヶ月3ヶ月ぐらいしたらある程度予約が入ってきたっていう。
塩:すごい順調な滑り出しだったね、じゃあ。
K:そうですね、ある意味順調な感じですね。まぁ怖いですけどね。いきなりからそんなうまくいくと。
塩:そうか。
K:でも、何て言ったらいいんですかね。ぶっちゃけた話その単価があんまり高くないんでそんな儲かるとかではないですけど、ま、やっていけてるっていうのが本音ですね。
塩:でもその回るっていうのが大事だよね。
K:そうなんですよね。仕事があるっていうのがまずは。で結構そういう意味ではある程度、実は返済の目処がついて去年、最初の借り入れも。あの全部返せたというか、
塩:おめでとう!改装とか最初の?
K:そうなんです。院の改装とかにうん、あの、ぶっちゃけた話言うと、やっぱりこう、大体500万ぐらいとかかかったんですよ。
塩:えっ?あ、そんなに!?
K:かかりましたかかりました。たぶん、ていうのもえっと、トイレ作ったのと。ちょっと何、何て言ったらいいんですかね。あのーなんかちょっと庭ちょっと触ったりとか、スロープを作ったりとか、車椅子の人が上がれるようなとか。あの昔の古い実家なんで結構段差とかもあったりして、
塩:そうかそうか。
K:そんなしたら結構、なんやかんやそのぐらいいって、全然貯金じゃ足りないってなって笑。ちょっと借り入れもしたんですけど、、ちょっと思ったより最初コストがかかったんですけど。あとは何かその市の補助もあったんで。
塩:はいはい。
K:新規事業立ち上げのときに上限の4分の1、上限がえーと400万だったんで簡単に言うとマックスで100万補助金が出て、税金はかかりますけど、返済はしなくていいっていうのがあったんで、そういうのをまぁちょっと使ったりしてっていうのもあったり。
塩:そっか自治体見てると、結構それあるよね、UターンじゃなくてIターンでもいけるんだよね?
K:いけます。あの基本新規事業立ち上げのときにどんな業種でも。それで最近もあの知り、介護職の患者さんが、あの介護タクシーっていうのを立ち上げてる人がいましたね。
塩:同じ市内で?
K:同じ、はい同じ町の人が。それも今僕が開業したときから4年経ってますけど一応そういうのがあって。やってる人がいますね。
塩:そういう人って珍しい?結構いるって感じ。
K:でも、あのこの多分地域が、もしかしたら特殊かもしれないですけど正直めっちゃ人は減ってて、もう同級生とかもほぼ戻ってきてないですし。子供の数とかも、僕今31ですけど。僕が学生の頃、近くの小学校でも大体2クラスあって、合計60人ぐらい子どもいたんですけど、今1クラスで15人とかなんですよ。
塩:おー、4分の1か。
K:めちゃめちゃ少子化で人も少ないんですけど、なんか海の近くっていうのがあってかよくわかんないですけど、移住の人がめっちゃ増えてて。東京とか京都市内とか大阪から家族で引っ越してくる人とかそういう人がなんか結構、そういうのを使って新規事業、店したりとか。なんか京都の提灯の職人してた人が引っ越してきてこっちで提灯屋したりとか結構そういう店はちょこちょこ増えて、で僕みたいな業種も多分増えると思います。患者さんの子どもでも何人か柔整行ってる鍼灸行ってるっていう人聞くんで。
塩:あーそう?
K:いますいます。地元の子で今在学中でとか。結構医療系行ってる方多い印象ありますね。あとやっぱ看護師、理学療法士とか。ちょっとやっぱそういう医療系、かたいよねっていう印象で行かれてる方多いんで。
塩:じゃあ後々、競合になるかもしれない。
K:なる可能性は多分あると思います。実際にエステとか。そういうのもめっちゃあるんで。隣の町とか行くと結構増えてるんですよ。エステ系のいわゆる、女性の方がされてるやつとか。
塩:じゃあ割と移住する、人口もあるし、なんか割と若年層が増えてるっていう感じもあるのかな?
K:そうなんですよ。意外と近年増えてきてて。あのー、なんか市としてもそういう呼び込むっていうのをやってるみたいで。都会の人で田舎暮らししたいっていう人が一定数おられるんですかね、やっぱそういう方が来てますね。あのすぐ帰っちゃう人もいますけど笑
塩:やっぱいる?
K:いますいます!農業するとかって言って来て、いざ来たら当然虫とかムカデとかいるじゃないですか?で、もう無理や!ってなって帰る人もいて何しに来たんや?みたいな。そんなんもありますけど笑。でもやっぱり、なんでしょうね?やってみたいんでしょうね1回は笑。
塩:でも、アクセスもそんなに悪くない、京都駅からどれぐらいで、、
K:高速使っ、車使えば大体2時間弱ですね。一応高速が一応〇〇市内まで伸びては来てるんで、やっぱ電車とかもあるんですけど、1時間に1本とかなんで。
塩:福知山線?
K:福知山、そうですね福知山まで行ってそっからあのローカル線になるんですよ。
K:天橋立までは結構、多いです(観光客)。あとあの伊根っていう舟屋のとこがあるんですよ。なんか伊根町っていうなんかあの家に、船が出入りできるとこが一緒になってると、そういうのがあって、舟屋っていうのがあって、、
塩:ああー、それってもう町自体がそういう形になってるやつ?
K:そうですそうです。それが天橋立の隣町なんで。そこがめちゃくちゃ人気なのと、で僕が住んでる〇〇市通り越した隣があの城崎温泉のとこなんで。めちゃめちゃそこは観光地なんですけど、ちょうど僕のとこはほんまに何もないとこです笑。なんで逆に移住で来る人が、最初ディスってるんかなって思ったんですけど、あの何もないとこがいいですよね、とかってめっちゃ言うんですよ。ほんまに何もないっすよ。いやそれってなんか、なんかええんかそれ?みたいな笑
塩:そうか笑。
K:子育てにはいいですよね、みたいな言ってくるんですけど、逆によう都会の人が来るなって思うんですけど。僕は家がここにあったんで帰ってきましたけど。

塩:患者さんはほとんど車とか、まぁ近所の人は自転車とかなんだろうけど。
K:そうですね、自転車、歩きもありますけども、ほぼほぼ車って言ってもいいぐらいですね、基本的には。
塩:駐車場も元々あって?
K:そうですね正直あのあんまり広いスペースがないんで、近所に近いところにあの、借りて、3台分ぐらい借りてます。
塩:ちなみにさ、それ1台分いくらぐらいなの?
K:3000円、なんで3台借りてるんで月9000円ですね。駐車場代が。
塩:それは高いのか安いのかちょっとわからないな。
K:笑。いやあ、都会よりちょっと安いかなぐらいの。でもあんまり思ったよりは安くないと思いますけど。
塩:ちょっと思った。もうちょっといくかなと思ったけど。
K:そうなんですよ意外とはい。そうなんです。
塩:完全予約制?
K:もうほとんど完全予約制で、もうある程度1日の流れができてて。ただやっぱり急なぎっくり腰とか寝違えとか急な電話もきたりして、10分、15分?あの時間でもう例えば患者さん鍼する人がいて置鍼してる間に、あの、その別のベッドで処置したりとか、そういう飛び込みは一応受け入れるようにはしてるんですけど、基本は完全予約制ですね。
塩:あーなるほどなるほど。そういう急性のときは保険使って。
K:そうですそうです。はい。基本痛みがあったりとかそういう症状は使ってますね。
塩:自費だと1人どれぐ、鍼と、、
K:そうですね。大体鍼とちょっと手技とかして自費の場合だと、うん。大体手技だけとかだとちょっと安いんですけど、大体30分で2000円ぐらいとか。鍼と手技だと大体1時間弱で3500円とか。ちょっと、それにちょっとプラスする場合もあるんですけど、例えば顔もして欲しいとかってなったら美容鍼でプラス1000円ですとか。単価はでも、2000円から3000円ぐらいですかね、自費の場合だと。
塩:なるほどなるほど。それだったら通えるかなっていう患者さんも多い?
K:患者さん的に、ここだったら1ヶ月に1回か1ヶ月に2回来れるわみたいな。
塩:うんうん、そうだろうね。
K:そうなんですよ。
塩:平均年齢でいうとどれぐらいになる。
K:そうですね。あのーやっぱり年齢層は高いですけど。あの意外と、もう上だとやっぱり90代とかの方もいますし、反対だと子供もいるんですけど、今結構やっぱ40代とか50代とか、意外と働き盛りの人も多い印象はありますね。
塩:で6:4ぐらいで男性なんだ(4が男性)。
K:はい。女性の方だと美容鍼とかもして欲しいとかっていう、向こうから言われたりするんでそういうニーズも多少あるんですけど、でもほぼほぼあの痛みの治療とか。たまに稀に顔面神経麻痺とかそういう人も来るんですけど、基本的にはもうあのどっか痛いとか、肩こり腰、腰痛とかそういう一般的な症状ですね、はい。
塩:そうなんだ。今来てる人たちは、何か、えーと口コミ?
K:そうですね。今はもうほぼほぼ口コミです。もう9割ぐらい、8割、9割ぐらい。であとの2割、1割2割はインスタからのメッセージとかが多いですかね。
塩:結構ね、もう6、70代でもインスタやってたりするもんね。
K:しますします。全然されてますし、結構YouTubeとか見てますし笑。そうなんですよ。なんで意外と、なんていうんですかね、いろんなところから来てもらってるんですけど。でもやっぱり基本アナログの方がベースはベースですね。口コミで電話でみたいな。が多いですね。
塩:なるほど。電話、でも困らない?
K:一応奥さんとかを受付としていてもらってるんですよ。
塩:なるほど。
K:なんで電話対応とか、あのちょっとした雑務をしてもらってるんで、ほぼほぼ治療に専念できる環境になってるんですよ今。
塩:そうなんだ。
K:あとうちの母親が、もう今、パートとかなんで、休みの日とかにやってもらったりとかもしてて、なんで受付業務は、よっぽどなことがない限りは僕がすることがないんで。何とかまわってますね、それで。
塩:へぇ。それは助かるね。
K:そうですね。なんで、嫁さんが外には働きにはいってないんですけど、一応サポートしてもらってるみたいな感じですね。なんでちょっとその分、1.5倍ぐらいの患者さんがさばけてるのかなみたいな印象はありますね。自分1人で全部予約とかもやってたら多分無理なんですけど。治療いってすぐ治療みたいなことができるんで。
塩:うん。あーそうだよね。
K:そうなんですよ。
塩:家でも仕事でも一緒だと、、支障ない笑?
K:笑。今のところはそうですね。
塩:えっでもお子さんはどうすんの?そのとき。
K:今のところ、そういうときは何か、やっぱり何ていうんですかね。田舎なんで、っていうわけじゃないかもしれないけど、子供をかわいがってくれるというか患者さんが。一緒にいてて、何かOKみたいな、マスコット的な感じで。それで成り立ってるとこがあって、
塩:そうか。
K:なんで、うわー!みたいな、かわいい!みたいな。相手してくれるんですよ笑。子供の。なんでそれでなんか成立してるんで、あっいけるかみたいな笑。ひとつの空間ができてたりとか、あと子連れのお母さんとかが来てくれたら一緒に遊んでくれたり。
塩:そうだよね、来やすいよね。
K:そうなんですよ。一応そういう場所も作ってあるんで、
塩:キッズスペースみたいな?
K:キッズスペースみたいな、はい。なんでそれで上手いことをいけてますね今のところ。
塩:そうか。すごい、、すごい良いですね。
K:なんか、自分自身の体力面とか体調面を、気をつけてたらまぁ今のスタイルでしばらくはいけるかなっていう感じですけど。あのーあんまり無理はできないと思うんで。年齢上がっていくにつれて。ただ今のところはそこまで正直。やっぱこういうところなんであんまり人を雇うって言ってもなかなかこういうところに来て、スタッフでっていうの難しいですし。なんで今のところは1人ベースでちょっとサポートしてもらって患者さんを受け入れる数を増やしてっていう感じですかね。なんでまぁ多いときだと20人弱ぐらいとか、の日もあるんですけど、
塩:20人みるのも大変だもんね、1日。だって単純で、あっでも20、20分て言ってたか。でもまぁ10時間ぐらい、ねぇ。
K:あっ、あの全然8時間労働とかではないんで。世間一般で言ったらもう全然ブラックですね笑。1人でブラック企業やってるのは大丈夫みたいな。スタッフとかいたら絶対文句言われるやつですけど笑。
塩:笑。でも、社長と社員兼ねてるからね、別に社畜なわけじゃないもんね。
K:そうですそうです。でまぁやっぱ入るんで、ありがたいことで、やった分が自分の収入になるんで。まぁそこは大きいかなっていう。のはありますけどね。
塩:そうか。体調面はどうしてもしょうがないけど気をつけてやってかないとね、何かリフレッシュしないとって感じだよね。
K:そうですね、そこが正直今4年目なんですけどやっぱり、いやちょっと1年目2年目とかはわかっててもやっぱ、もうやっぱめっちゃ肩の力入るというか。やっぱやりすぎて疲れるときもあったんですけど。良い意味で最近手が抜けてるというか、肩の力抜いてやれてる感じはしますね。なんか絶対こう、なんて言ったらいいんでしょうかね。あの、よ、良くしたいっていう思いはもちろんあるんですけど、とりあえずできることやろう、みたいな。なんか、うまいこと結果出んかったり困ったことがあったら、またそのときに一緒に調べたり相談してやっていけたらいいかぐらいの感じで入ってて、なんか一発やってもう良くなかったらとかってむず、良くなるって難しいと思うんですけど。もうワンチャンスぐらいの気持ちでやってたんで、もうこれ来てもらって満足してもらえんかったら次無いなぐらいの感じでやってたんですけど。ずっとやってたらもうもたないんで笑。気楽にやってます今。
塩:1年目はそんな感じで気張ってやってたらなんか、これはまずいなっていうきっかけとかあった。このままいったらやばいなみたいな。
K:やっぱりあの、とりあえずなんか忙し過ぎたのもあって、めっちゃ仕事が詰まるって状態で1個1個本気でやってたらもう単純にし、体力的に疲れ果てたというか。これしんどいなみたいな。もうそうなるとお金が欲しいとか、良くしようとかそういう気持ちにならないんでそもそも笑
塩:燃え尽きちゃうとね。
K:あっそうですそうです。燃え尽きる感じというか。そういう感覚になったんで、あとはやっぱり単純に子供できたとか嫁さんとの生活ってなったら、やっぱり少しそっちのことも考えながらっていうと、やっぱり全部仕事に注ぐっていうのはすごい難しい部分もあったりして、なんで良い意味でペースを落とすというか。バランスが大事なのかなっていうのは思いますね。患者さんにもバランスがちょっとどうのとかって言いますけど、やっぱ自分もバランスかなっていう。患者さんが、やっぱいろいろ、例えば歯医者さんしてる人とか自分で仕事してるご年配の方によく言われるのはなんかもうあの、そんな焦らんでもええで、みたいな。なんやかんや何とかなるで、みたいな。
塩:あー患者さんが言ってくれるんだ。
K:言ってくれたりするんですよ。例えば今日いっぱいで問い合わせが2件あったけど断って、あぁー、みたいなときがあるんですけど。まぁでもまた縁があったらそういう人も来てくれるし、みたいな。ほんまに来たい人は何してでも来るから、みたいな。そこまで気にせんでええんちゃうか?みたいな話はされたことがあって、そうですかーとかって言って。
塩:いい患者さんだね、何か。
K:そうですね。結構皆さんやっぱ年上の人ばっかりで、案外何か勉強させてもらってるみたいな感じなので。なんかそういう感覚で、なんか勉強もさせていただいてる上に、何かお金もいただいてありがたいなみたいな笑。自分的にはもう、そういうすごいなんかこう、なんか今楽に考えてますね。ちょっとしたミスはやっぱ起こさないようにちゃんと鍼の本数を数えるとか、そういうのは気をつけてますけど。そうなんですよね、あんまり、なんか気楽にはやってますね。良い意味で手抜くってわけじゃないんですけど。気楽に構えてるというか。
塩:なるほどなるほど。やっとつかめてきたっていうのが、3年目4年目。
K:はい。あんまり最近そうなんです、体調的にきついことが減ってきたんで営業日はあまり、あの変わらないんですけど。1回やっぱ体調、あんまりちょっとしんどいなってときは休み増やしたりしてたんですけど。今はそれも、はい。週1回の休みとかでもいけてる週もあるんで。
塩:休みはもうやっぱり家族で過ごしてる感じで。
K:多いですねそういうときが。なんで結構、なんか一緒に過ごすことは多いといえば多いですかね。子供もまだ保育園入れてないんで。今日も近くは海なんで、海の方散歩行ったりとかして。ちょっと寿司でも食い行くかとかって回転ずし行ったりとかそんな感じなんですけど。

塩:そっちの回転寿司うまいんだろうね。
K:でも結構やっぱ刺身とか本当うまいです、これは忖度抜きで。
塩:いやそうだよなー。そんで安いんだ、やっぱり。
K:やっぱ安いですね、物価は安いですね。なんかこの値段でこんな入ってるみたいな。地元の魚屋とか、そこの海でとってきたやつさばいてみたいな。
塩:例えばどういう、海鮮丼とか何か定食とか、どれぐらいで、
K:そうですね、えーと例えばですけど、ちょっとその僕があんまりその観光の店とかは行かないんでわからないんですけど、一般的な刺身とかだとなんか普通にあのー、結構切り身が入ってるようなパックで300円400円とかでってなってて。大阪とかで食べたら倍ぐらいするんちゃうか、みたいな感じなんですよ。なんで、結構物価は安い店が多いかなっていう感じですかね。
塩:ちょっと羨ましくなってきたな。
K:笑。いや、なんか正直僕もこっち来て思っ、戻ってきて思ったのが、やっぱ都会に比べたら全然便利ではないですけど。その生活していく上で、あんまりお金使わないというか、生活費がそこまで、はい。かさばらないんで。そういう意味では、なんやかんやいいんかな?みたいな。あの二束三文みたいな感じなんで、土地代とかも。大阪とかに比べたらもうめちゃくちゃ安いんで。そういうのもあってもしかしたら移住の人とかが来るかもしれないです。めっちゃ広い部屋とかでもめっちゃ安くで買えたりするんで、むしろ田舎の人今子どもとかも出てるとか、自分がじいさんばあさんでもう自分らの代で終わるからもうもらってくれ、ぐらいの感じの人が多いんで。土地とか家とか。
塩:Kの家の周りでも?
K:そうですそうです。空き家が多いんで基本的に近年、そうなんです。なんで結構物価も今安いというかそういう意味では多分生活はしやすいっていう。今生協とかネットで田舎行っても一応何でも買ったら配達で来るんで、考えようによってはこういう暮らしもありかみたいな。話逸れますけど、こないだみたいに米がどうのこうのとかって。田舎の人って親戚とか近所の人たどったら、米作ってる人が居るんでそっから年間で買ってたりとかしたらもう全然関係ないんですよ。
塩:笑。
K:もう米がどうのこうのとかってスーパーになくても、もうそもそも地元の農家さんから年間で買ってるんで。
塩:年間で買うもんなんだ、それは。
K:はい。1年とかであったりするんですよ。もう30キロの米俵何個かみたいな。
塩:そう。
K:田舎ってそんな感じなんで。結構ライフスタイルはまぁ違うというか、なんでまぁまぁそういうのもあって暮らしやすいっていうのはそういうことかなっていうのは思うんですけど。
塩:いや、QOL(生活の質)高いよね、話聞いたらね。
K:意外と僕、自分が住んでみてそう思いました。地元いるときは本当何とも思わなかったんですけど、10年離れて、いざ戻ってくると、意外と正直ね、田舎帰りたくないなっていうのもあったんですけど。なんもないし。
塩:そうなんだ。
K:はい。でもいざ帰ってみるとやっぱり案外、いや僕もどっちがいいかなって思ったんですけど、なんで正直この商売するときも圧倒的に人口が少ない土地なんで。都会に比べたらどうなんだろうっていうのは思ったんですけど。
塩:うん。
K:意外と何とかなるなっていう。
塩:もう、決めてたわけじゃないんだじゃあ、地元でやるっていう。
K:いやでもあの理由が大きかったのはそれこそ〇〇に勤めてたときに、あのコロナ、なったんですよ、ちょうど5年目のときに。コロナになったときに、なんか自分が院長とかする予定とかがあったんですけど、出店がなくなったりとかして、そういう管理職がなくなったんですよ。もうやっぱりしなくていいみたいな感じになって、そしたら自分の中で単純にもう同じことをずっと4年間やってたんで。
塩:うん。
K:なんかもうえっか、ってなって。それでもう自分でもうやろうみたいな流れになったんですよ。そのときにいろんなことを総合的に考えて、ちょっと自分のあの父親がちょっと体調病気で崩して、崩したっていうのもあったんですけど。そんなんもあったりして、ちょっと地元、おじいちゃんおばあちゃん家が空き家になってたんで、もういなくなって、あそこ使ってやったら意外とリスクも低いし、もしあかんかったとしても、自分の家なんでまぁまぁ、みたいな。そんなんも考えたりとか、あと都会ってやっぱもういっぱいあるじゃないですか。でもこういう地方でやってる人ってやっぱりあんまりいなかったのと。まぁ綺麗事にはなるんですけど、こういうのをやっぱ求めてる人とかってやっぱいるんじゃないかっていう。体具合悪い人も年配の方多いってことは多いと思ったんで。チャンスあるかなっていうのもあって、それで、はい。なんで結構コロナになったのが、ある意味大きかったかもしれないです。自分にとっては、もしそれがなかったらそのまんま大阪で院長さんさしてもらって、もしかしたらまだいたかもしれないんで。そうなんですよ。
塩:そうか面白いね。〇〇年でそうか。開業して〇〇年から4年で今か。
K:そうですね、そうなんですよ。
塩:なるほどね。じゃあすごい、良かったね。良かったですね。
K:いや、ありがとうございます。いやいや、そうですね結果としては。はい何とか。やっていけてるっていう意味では良かったのかなと思って。
塩:うんうん。
K:なんて言うんですかね。地方ですけどこういうのをやっぱ求めてる人が多いんだなっていうのもすごいわかったんで。
塩:需要が意外とあったって。
K:すごい多分ラッキーなんです今。もうやっぱ高齢社会で高齢の人多いんで、タイミングとしてはすごい良かったんですよ今。ご年配の人はめっちゃ多いんで。
塩:うん。
K:そういう人達がごっそりいなくなったときにまたどうなるのかっていうのは10年20年先あると思うんですけど。とりあえず今はいいタイミングだったなっていうのは。自分がどうこうというよりは、運が良かったなっていう感じはしますね。
塩:なんか近所のお医者さんとかと、何か連携とかってあるんですか。
K:いや、案外それが全くなくて。
塩:そうなんだ。
K:そうなんですよ。
塩:訪問もほぼやってないんだよね。
K:そうなんです。もうここに来てもらってっていう感じですね、基本的に。この院があって来てもらうっていう。うん。あの最初の頃はちょっとそういう訪問も一時期してたんですけどありがたいことに。ただ予約がもうずっと埋まってるとその出る時間がなくて今。そうなんですよ。
塩:そっちのスタイルでっていうことになったんだ。
K:そうですそうですはい。なんで本当にもう、基本的にはそういう感じでやってて。あの車乗れないご年配の人でも近所の人とか、家族に乗せてきてもらってるみたいな感じなんで。そうなんですよ何とかそういうので来てもらえるんで。
K:あとはもう隣の町とかだと、そのクリニックさんがあって、そこの整形外科とか内科の先生がリハビリ施設とかも一緒に持ってたりするんで、結構そこ行ってる人も多いです。理学療法士、柔整とか雇って、商業のショッピング施設の中にあるんで。なんで結構もうそういうところがあるので。僕もこの、地域密着というか独自路線で。感じ、、そうなんです。本当は連携を図りたいとこなんですけど。やっぱり内科的疾患とか、そういう人が来たときにはそっちに振るっていうことは気をつけてやらないといけないなっていうのはあるんですけど。
K:一回あったのが、腰がすごい痛い人が来て、でもなんか尋常じゃない、、感じだったんで、もう何してても痛いみたいな、食も通らないみたいな。でもう顔つきがもうおかしかったんで。病院ちょっと行った方がいいと思いますよって言って行ってもらったらなんか悪性リンパ腫でがんだったんで、ていうことがあったんで。
塩:ああ。
K:そうなんですよ。今そういう自分としてはそういう見極めとか、あと肋骨を折らないとか、ご年配にそういうリスク管理をしつつ今のスタイル続けていけたら今のところは何とかなるかなっていう。もちろんステップアップは必要やとは思うんですけど。
塩:そこの線引きだけはね。
Comentarios